写真●eXsiteDesignerの画面
写真●eXsiteDesignerの画面
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 キッセイコムテックは2014年3月10日、データを入力できるWeb画面をExcelだけで作成するソフト「eXsiteDesigner(エキサイトデザイナー)」(写真)を発表、同日販売を開始した。価格(税別)は120万円。

 eXsiteDesignerでは、Excelを使ってデータ入力画面を設計すると、Webアプリケーションに自動変換してくれる。これにより、業務部門みずからWeb型のデータ入力画面を用意できる。

 データ入力画面の設計には、eXsiteDesignerが用意している、専用のExcelシートを使う。このExcelシートをExcelで開き、データ入力項目を配置する。画面を設計した業務部門の担当者は、成果物として、画面設計済みのExcelシートを出力/保存する。

 このExcelシートを、eXsiteDesignerのサーバー(Webアプリケーション)にWebブラウザー経由でアップロード/登録すると、Webで動作するデータ入力画面を配置できる。具体的には、バックエンドで、ExcelシートからASP.NETアプリケーション(aspxファイルなど)を自動生成する。

 データ入力のアクセス権限を管理する機能や、入力データを第三者が承認するワークフロー機能も提供する。収集したデータの活用に関しては、原則として他のツール(分析ソフトやシステム連携ソフト)で実施することになるが、eXsiteDesigner自身も、簡単なデータ分析機能として折れ線グラフをHTMLで表示する機能を提供する。