米comScoreは現地時間2014年3月7日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。同年1月(2013年11月~2014年1月の3カ月平均、以下同)におけるメーカー別加入者数(13歳以上)は、米Appleと韓国Samsung Electronicsがいずれも3カ月前から増加し、それぞれ加入者数シェアの1位と2位を維持した。

 Appleのシェアは41.6%で、3カ月前から1.0ポイント増えた。Samsungは同1.3ポイント増の26.7%。韓国LG Electronicsのシェアは同0.3ポイント増の6.9%となり、米Motorola Mobilityを抜いて3位に浮上した。Motorolaは同0.6ポイント減の6.4%で、同社は4カ月ぶりに4位に後退した。Motorolaのシェアは前月の6.7%からも減少している。5位は台湾HTCでシェアは同1.3ポイント減の5.4%だった。

 スマートフォンのOS別シェアは「Android」が51.7%と過半数を占め首位を維持したが、3カ月前から0.5ポイント減少した。2位はAppleの「iOS」で、シェアはメーカー別シェアと同じ同1.0ポイント増の41.6%。

 3位以降は「Windows Phone」(シェア3.2%)、「BlackBerry」(シェア3.1%)、「Symbian」(同0.2%)の順となった。このうちWindows PhoneとSymbianは3カ月前から横ばい、BlackBerryは同0.5ポイント減少した。BlackBerryのシェアは2013年に年間を通して減少したが、この1月もこの傾向が続いている。同OSのシェアは1年前から2.8ポイント減少した。

 2014年1月における13歳以上の米国スマートフォン所有者数は3カ月前から7%増え、1億5980万人。携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの比率は66.8%となった。この比率は2013年10月時点で62.5%、11月時点で63.8%、12月時点で65.2%だった。

[発表資料へ]