図1●構成イメージ
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図2●利用イメージ
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 NTT西日本は2014年3月3日、テレビを活用した対話型検索サービスとして国内初となる音声対話型コンシェルジュアプリ「スマートナビットさん」の提供を光BOX+上で3月4日に提供を開始すると発表した。

 光BOX+をスマートフォンで操作することができるスマートフォン用リモコンアプリの機能を拡張する。スマートフォンに同アプリをインストールし、光BOX+に「スマートナビットさん」をインストールすれば、テレビに登場するキャラクターである「スマートナビットさん」と対話しながらWeb検索ができる。

 この検索機能は、ユーザーとの音声による会話を通して、その文脈から意図をくみ取り、ユーザーが欲しい情報を絞り込むことができる。この機能は、イナゴの自然対話型エージェントシステム「netpeople」を活用する。

 スマートナビットさんの音声は、エーアイの音声合成エンジン「AITalk」を使用する。コーパスベース音声合成方式を採用し、より人間らしく自然な音声で自由に音声合成ができるという。

 スマートナビットさんの機能は、「音声認識」「Webコンテンツ」「対話制御」「音声合成」で構成する(図1)。例えばレストレラン検索機能では、「神戸でイタリアン」と発声すると、音声認識して内容を読み取り、音声合成機能で「予算」や「用途」を聞いて対象を絞り込んでいく(図2)。

 従来のテレビを利用したWeb検索では、リモコンを使った文字入力の煩雑さやページ遷移の操作性が課題だったが、音声入力とスマートナビットさんとの対話による絞り込み検索で、目的の情報にたどり着くまでの手順やステップ数を減らすことができるという。

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