米Chitikaが現地時間2014年2月26日に発表した調査結果によると、米AppleのモバイルOS「iOS 7」の最新アップデート「iOS 7.0.6」は、公開から2日間で北米iOS端末ユーザーの13.3%がすでに利用しているという。

 Appleが2月21日に公開したiOS 7.0.6は、重要なセキュリティの脆弱性を修正する。問題の脆弱性を利用されると、SSL接続時にセキュアな接続を確立できず、通信を傍受されたり、改ざんされたりするおそれがある。

 公開後48時間で13.3%という使用率を考えると、iOS 7リリース時ほど急速ではないものの、今後1週間で50%を超えるとChitikaは予測している。ちなみにiOS 7が初めてリリースされた際、導入率は48時間で約32%、1週間以内に51.8%に達した。

 iOS 7.0.6のシェアをデバイス別で見ると、北米「iPhone」ユーザーでは14.5%、北米「iPad」ユーザーでは12.3%となっている。iOS 7全体では、iPhoneの84.3%、iPadの78.5%を占めている。

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