さまざまな色をそろえた「SmartBand SWR10」
さまざまな色をそろえた「SmartBand SWR10」
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SmartBand SWR10から受信した運動量のデータのほか、さまざまな行動履歴を残せるアプリ「Lifelog」
SmartBand SWR10から受信した運動量のデータのほか、さまざまな行動履歴を残せるアプリ「Lifelog」
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4K動画の撮影機能を持つ「Xperia Z2」
4K動画の撮影機能を持つ「Xperia Z2」
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Xperia Z2 Tabletを紹介するソニー執行役EVP ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正 代表取締役社長兼CEO
Xperia Z2 Tabletを紹介するソニー執行役EVP ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正 代表取締役社長兼CEO
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会場で挨拶をしたソニーの平井一夫 代表執行役社長兼CEO
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 ソニーは2014年2月24日、モバイル通信関連の展示会「Mobile World Congress 2014」(MWC2014)の会場で、リストバンド型のセンサーとスマートフォンのアプリを組み合わせることで日常の行動を記録できる「SmartBand SWR10」を発表した。さらに4Kビデオの撮影に対応したスマートフォン「Xperia Z2」や、従来機よりも薄型としたタブレット端末「Xperia Z2 Tablet」などを公表し、ソニー独自の機能や技術の高さをアピールした。

 「SmartBand SWR10」は、小型の通信モジュール「Core」を収めたリストバンド。スマートフォン上で動かす専用アプリケーション「Lifelog」を組み合わせて、日常の行動履歴を記録できる。製品コンセプトは1月に米国・ラスベガスで開催された「2014 International CES」で発表済み。今回のMWC2014ではアプリケーションが実際に動作する様子を見せた。

 SmartBand SWR10のCoreは加速度センサーを内蔵しており、身に付けているユーザーの運動量や睡眠の時間などを計測できる。専用アプリではCoreから受信した運動量のデータのほか、ユーザーが追加したブックマーク、受信したメール、再生した音楽、撮影した写真、出かけた場所などの情報を時系列で記録できる。履歴を見ることで、あたかも日記を読み返すように自分の生活を振り返ることができる。

 発表会では、誕生日に受信したメッセージや撮影した写真などを見ながら、アプリ上で1日を振り返る様子を見せた。履歴データを確認することで、日常生活に気づきや刺激を与えるという。「モーションをイモーションに変える」(ソニー執行役EVP ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正 代表取締役社長兼CEO)ことを狙ったという。