米Microsoftは現地時間2014年2月17日、クラウド版グループウエアサービス「Office 365」の強化策について明らかにした。電子署名システムの米DocuSignと長期にわたる戦略的提携を結び、Office 365から直接DocuSignの署名プラットフォーム「eSignature」を利用できるようにする。

 Office 365とeSignatureの統合により、ユーザーはMicrosoftアプリケーションから、ドキュメントの署名申込みと署名手続きをすばやく行えるようになる。

 2014年3月前半に、オフィススイートと連携するアプリケーションを配信/販売する「Office Store」において、「Outlook」「Word」「SharePoint Online」「SharePoint Server 2013」に対応したeSignatureアプリケーションの提供を開始する。

 Office 365およびSharePoint管理者は、管理パネルから直接「DocuSign Apps」機能を全ユーザーに追加できる。DocuSignの技術を用いて署名したドキュメントは、自動でMicrosoftの企業向けクラウドストレージ「OneDrive for Business」に保存される。

 またMicrosoftとDocuSignは、Office 365向けの新機能開発に関して協力体制を敷く。

[発表資料へ]