エントリーモデルのプロジェクター「RICOH PJ K110」
エントリーモデルのプロジェクター「RICOH PJ K110」
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 リコーは2014年2月17日、エントリーモデルのプロジェクター「RICOH PJ K110」を3月12日に発売すると発表した。明るい部屋でも鮮明な映像を見ることができる2800ルーメンの高輝度や設置しやすさなど、基本性能を充実させた。価格はオープン、予想実売価格は8万円前後。

 従来モデル「IPSiO PJ WX2130B」(WXGA解像度)および「同 X2130B」(XGA解像度)をベースに、解像度をSVGA(800×600ドット)にした製品。DLP方式を採用し、2200対1の高コントラストと高耐久性を備える。また、光学ユニットの定期的な交換が不要なため、メンテナンスの負荷が低くてすむ。

 電源を入れると5秒で立ち上がる「クイックスタート」、電源コードを抜くだけでスムーズに片付けできる「オートシャットダウン」、映像のちらつきや画面位置などを自動調整する「オートセット機能」を搭載。本体設置の準備作業を軽減できる。

 手動の1.1倍ズームレンズを搭載し、距離1.19mで画面サイズ27.46型、13.11mで302.8型の投写が可能。オプションの「RICOH PJ 3Dメガネ タイプ2」を使うことで、3D映像の鑑賞にも対応する。インタフェースはアナログRGB、HDMI、S映像入力、ビデオ入力。

 このほか、2Wのモノラルスピーカーを内蔵し、専用キャリングケースが付属。全国約4000人のカスタマーエンジニアによる、オンサイト保守サービスを提供する。本体寸法は、幅286×奥行き208×高さ100mm、重さは約2.5kg。