アシストは2014年2月14日、Oracle Databaseのトラブルに対処するテクニックを習得できるセミナー「Oracle Databaseトラブル調査テクニック研修コース」(1日間)を発表した。3月6日にアシスト本社(市ヶ谷)で1回目を開催する。受講料(5%消費税込み)は、8万4000円。現在のところは不定期開催だが、いずれは定期的に開催するという。

 Oracle Databaseの運用管理者向け研修コースの一つで、Oracle Databaseの運用中に発生するトラブルに対処するための知識/ノウハウを習得するためのコースである。トラブルの解決に当たって調査/取得するべき情報と、調査方法(情報の取得方法)を、1日で紹介する。さらに、実際にあった事例を素材にデータベースに障害を発生させてトラブル調査を疑似体験する実習も行う。

研修内容(1日コース、10:00~17:00)
第1章:障害調査のアプローチトラブル対応に当たってまず把握しておくべき項目、出力されるログ・ファイルについて
第2章:eventeventによる診断機能の解説、eventの設定方法について
第3章:systemstate dump診断情報systemstate dumpの解説、取得方法について
第4章:情報取得ツールOracle Databaseに用意されている調査用情報取得ツールについて
第5章:ケーススタディトラブル(エラー、ハング)発生時の調査方法のハンズオン

 なお、研修コースの作成に当たっては、アシストのサポートセンターに寄せられた累計25万件以上の問い合わせ事例から、トラブル調査に関するノウハウを抽出したとしている。