Radeon R7 250Xを搭載したレファレンスボード
Radeon R7 250Xを搭載したレファレンスボード
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AMDが公開したRadeon R7 250Xの性能に関する資料。米エヌビディアの「GeForce GTX 650」より高い性能が得られるという
AMDが公開したRadeon R7 250Xの性能に関する資料。米エヌビディアの「GeForce GTX 650」より高い性能が得られるという
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 米AMDは2014年2月10日、新グラフィックスチップ「Radeon R7 250X」を発表した。従来と同じ「GCN(Graphics Core Next)」アーキテクチャーを採用した低価格機向けの製品で、米国市場での搭載ボードの販売価格は99ドル以下になる見込み。

 AMDが「Stream Processor」と呼ぶシェーダーは640個を備える。動作周波数は最大1GHz。演算性能は1.28TFLOPS(テラフロップス)。最大2GBのGDDR5メモリーを、128ビット幅で接続する。メモリーの転送レートは4.5Gbps。補助電源端子は6ピン×1。ボードレベルの消費電力は95W。PCとはPCI Express 3.0 x16で接続する。グラフィックスAPIは、DirectX 11.2とOpenGL 4.3に加えて、AMD独自の「Mantle」にも対応する。複数のボードを連携動作させて描画性能を高める「CrossFire」も利用できる。