日本OMGは、モデルベース・システムズエンジニアリング(MBSE)のための図式言語「SysML」のユーザー団体「SysML利活用協議会」を2014年2月に発足した。今後、SysMLの活用を検討する企業などを会員として募る。製造業の企業などを中心に50社ほどの加入を目指す。日本OMGは、UMLやSysMLなどの標準化を手掛ける米OMGの日本支部である。

 SysML利活用協議会の会長には慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の西村秀和氏が、副会長には日本OMG代表の吉野晃生氏が就いた。今後、SysMLの研修会や勉強会などを開催していく計画である。

 日本におけるシステムズエンジニアリングの団体としては、INCOSE日本支部もあるが、SysML利活用協議会は、表記法であるSysMLに特化した活動をしていく。