写真●Microsoftの新CEO、Satya Nadella氏
写真●Microsoftの新CEO、Satya Nadella氏
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 米Microsoftは現地時間2014年2月4日、新たな最高経営責任者(CEO)に「Satya Nadella氏」を任命した(写真)。任命直後、日本のメディアの多くは、同氏の名前を「サトヤ・ナデラ」と表記していたが、実際、どのように表記するのが正しいのか。日本マイクロソフトに聞いた。

 日本マイクロソフトの広報によると、「サティア・ナデラ」が公式の日本語表記だという。「社内で検討した結果、実際の発音をカタカナにすると、『サティア』が一番近いと判断した。ただ、話す人によっては、『サーチャ』などと発音しているようにも聞こえた」(同社広報)。

 Nadella氏はインド出身。ちなみに、インドでは「Satya」という名前は多いのかどうか尋ねたところ、「それについては分からない」(日本マイクロソフト)。

 Nadella氏は1967年生まれ。22歳のときに同社に入社した生え抜き中の生え抜き。2011年には、サーバーおよびツールビジネス(STB)担当プレジデントに就任。開発者向けカンファレンス「BUILD」のキーノートスピーカーとして、たびたび熱弁を振るった。メディアへの露出が多くなったのは、この頃からだろう。

 MicrosoftのWebサイトによると、Nadella氏の趣味はクリケットと詩だという。