米comScoreが現地時間2014年2月4日に公表した米国スマートフォン市場の調査によると、2013年12月(10~12月の3カ月平均、以下同)におけるスマートフォンメーカー別加入者数(13歳以上)シェアは、米Appleと韓国Samsung Electronicsがともにシェアを伸ばし、それぞれ1位と2位を維持した。

 メーカー別のシェアはAppleが41.8%、Samsungが26.1%で、それぞれ3カ月前から1.2ポイント増えた。3位以降は、米Motorola Mobility(シェア6.7%)、韓国LG Electronics(同6.6%)、台湾HTC(同5.7%)の順。Motorolaのシェアは3カ月前から0.1ポイント減少、LGのシェアは横ばい、HTCは1.4ポイント減少した。このうちMotorolaは2013年10月にHTCを抜いて3位に浮上し、その後もこの順位を維持している。

 スマートフォンのOS別シェアは「Android」が51.5%と過半数を占め首位を維持したが、3カ月前から0.3ポイント減少した。2位は「iOS」で、シェアはメーカー別シェアと同じ1.2ポイント増の41.8%。3位以降は、BlackBerry(3.4%)、Windows Phone(3.1%)、Symbian(0.2%)で、それぞれ3カ月前から0.4ポイント、0.2ポイント、0.1ポイント減少した。BlackBerryは年間を通して減少が続いた。Windows Phoneは2カ月連続で、Symbianは3カ月連続でそれぞれ減少した。

 2013年12月における13歳以上の米国スマートフォン所有者数は3カ月前から3.2%増え、1億5600万人になった。携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの比率は65.2%。この比率は同年9月時点で62%、10月時点で62.5%、11月時点で63.8%だった。

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