検索語の入力欄右脇にあるマイクのアイコンをタップすると音声入力モードになる。音声入力機能は前バージョンから備わっている
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ここでは「太郎に電話」と発声。すると、画面の右下に「連絡先」のアイコンが表示される。これをタップする
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スマートフォンの連絡先機能に登録されている電話番号を呼び出し、ワンタッチで電話をかけることが可能だ
スマートフォンの連絡先機能に登録されている電話番号を呼び出し、ワンタッチで電話をかけることが可能だ
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こちらは、「Amazon」と入力した例。同じ名称のアプリがインストールされていると右下にアイコンが表示され、タップするとすぐに起動できる
こちらは、「Amazon」と入力した例。同じ名称のアプリがインストールされていると右下にアイコンが表示され、タップするとすぐに起動できる
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 ヤフーは2014年2月4日、同社のAndroid用Webブラウザーアプリ「Yahoo!ブラウザ」に、「話し言葉検索機能」を追加すると発表した。

 この機能は、スマートフォン用の音声操作アプリ「音声アシスト for Android」で使われている技術の一部を、Webブラウザーの検索機能に統合したもの。

 例えば、「今日晴れる?」というキーワードで検索すると、「天気」というキーワードがなくても、質問者の意図をくみ取って天気情報を検索・表示する。Yahoo!ブラウザーの音声入力機能を使った時だけでなく、キーボードから入力した話し言葉でも同様に動作する。

 この機能の導入に合わせて、同社のサービスやスマートフォンの機能との連携が強化されている。例えば、「明日の予定は?」と入力すると、スマートフォンのカレンダー機能に登録済みの予定をポップアップ表示する。「太郎に電話」と入力すると、電話帳の登録データから「太郎」を検索して表示する。

 現在地に関連する情報を検索する機能も加わっており、「近くの駐車場」と入力すれば、GPSなどの位置情報を基に、「Yahoo!地図」の空車情報を表示する。このほか、アプリの起動や、Wikipediaの情報検索を話し言葉で行うことも可能だ。