NECは2014年1月31日、東洋製罐グループホールディングス(以下、東洋製罐GHD)に、SDN(Software Defined Network)を活用したネットワークを導入したと発表。2014年2月から順次稼働する。

 東洋製罐GHDは2013年4月の持株会社体制に移行後、TCO(総所有コスト)削減、セキュリティレベルの強化を目的に、グループ各社のネットワーク統合プロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトの第一段階として、今回NECの「UNIVERGE PFシリーズ」を活用したSDNのネットワークを構築した。

 NECによると、このネットワーク統合により、中核企業である東洋製罐が使用していた約30台のファイアウォールを、2台に集約できるという。また、これまで年間数百万円掛かっていたネットワークの運用管理費を、3分の1程度削減できるとした。

■変更履歴
ファイアウォールの台数について誤りがありました。当初、「これまでグループ内の約30社でおよそ100台使用していたファイアウォールを、50分の1の2台に集約できる」としていましたが、正しくは「中核企業である東洋製罐が使用していた約30台のファイアウォールを、2台に集約できる」です。タイトルもこれに合わせて変更しました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2014/02/03 10:30]