米Facebookは現地時間2014年1月30日、ニュースリーダーアプリケーション「Paper」を発表した(写真)。雑誌のようなレイアウトで、Facebookの友達の投稿や、Web上のコンテンツを閲覧できる。
同社は昨年6月に、ソーシャルマガジンアプリケーション「Flipboard」に似たニュースリーダーを開発中だと報じられた。同開発プロジェクトは、米Apple出身のMichael(Mike)Matas氏などを中心に進めていた(関連記事:FacebookがFlipboard風のニュースリーダーアプリを開発中、米紙報道)。
Paperは、テーマごとのセクションで構成され、最初のセクションではFacebookのニュースフィードのコンテンツが配信される。そのほかスポーツや科学、料理、デザインなどユーザーが興味のあるテーマのセクションを選び、テーマに沿ったニュースメディアの記事などを手軽に閲覧できる。
水平方向にスクロールして複数の投稿や記事(ストーリー)に目を通し、気になるストーリーをタッチして詳しく読んだり、写真やビデオをフルスクリーンで表示したりできる。パノラマ写真は、端末を左右に傾けることで端から端まで閲覧可能。片手で無理なく操作できるようユーザーインタフェースを設計したとしている。
「いいね!」の付加やコメント入力、共有も手軽に行える。共有の際にはプレビューで確認してから実行できる。
Paperは、新アプリケーションの開発を手がける部門「Facebook Creative Labs」による最初の製品となる。2月3日に米国でiPhone向けに提供を開始する。
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