野村総合研究所は2014年1月30日、2014年3月期の連結営業利益が前期比13.7%増の500億円になる見通しだと発表した。従来予想から10億円上方修正した。2014年1月から始まったNISA(少額投資非課税制度)を追い風に、証券会社向け共同利用型サービス「THE STAR」や、銀行向けの投資信託窓販業務ソリューション「BESTWAY」などが好調なため。株高基調を背景に、企業のIT投資意欲が回復していることも織り込んだ。

 同時に発表した2013年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比7.3%増の2794億円、営業利益が同15.3%増の360億円だった。