写真1●「MOVERIO BT-200」の新製品発表会に臨んだ(右から)エプソン販売の平野精一代表取締役社長、エプソン・ナカジマレーシングの中嶋悟総監督、レースクイーンの橋本雪乃さん
写真1●「MOVERIO BT-200」の新製品発表会に臨んだ(右から)エプソン販売の平野精一代表取締役社長、エプソン・ナカジマレーシングの中嶋悟総監督、レースクイーンの橋本雪乃さん
[画像のクリックで拡大表示]

 セイコーエプソンとエプソン販売は2014年1月28日、めがね型Android端末(スマートグラス)の新製品「MOVERIO(モベリオ) BT-200」の発表会において、独自のアプリマーケット「MOVERIO Apps Market」を開設すると発表した。4月24日の新製品発売と同時に開設する。

 MOVERIO BT-200は、OSとしてAndroid 4.0を採用し、スマートフォン/タブレットに近いAndroid端末として機能する(関連記事:セイコーエプソン、88gに軽量化しためがね型のAndroid端末)。

 めがねのレンズに当たる部分に960×540ドットの液晶パネルを搭載。重さ約88gのめがね(ヘッドセット)部に、地磁気、ジャイロ、加速度、ミュートノック(軽く叩くと音量を調整できる)、30万画素カメラといったセンサー類を内蔵。外付けのコントローラ部にGPS、無線LAN(Wi-Fi、IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0を備えており、従来型のAndroid端末と同様にアプリから制御できる(写真2、3)。

写真2●MOVERIO BT-200はめがね型のヘッドセット部(右)、コントローラ部(左)に分かれる
写真2●MOVERIO BT-200はめがね型のヘッドセット部(右)、コントローラ部(左)に分かれる
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●MOVERIOのヘッドセット<br>左右(両眼)のレンズ部分の薄い四角形の部分に映像を投影する点と、レンズの奥を見通せる「シースルー性」が大きな特徴。普段めがねをかけている人は、めがねをかけたままMOVERIOの鼻の部分(ノーズパッド)を自分で調整して装着できる。
写真3●MOVERIOのヘッドセット
左右(両眼)のレンズ部分の薄い四角形の部分に映像を投影する点と、レンズの奥を見通せる「シースルー性」が大きな特徴。普段めがねをかけている人は、めがねをかけたままMOVERIOの鼻の部分(ノーズパッド)を自分で調整して装着できる。
[画像のクリックで拡大表示]

 メモリー(RAM)は1GB、ストレージは8GBで、microSDHCスロットで最大32GBのストレージを増設できる。価格はオープン。「エプソンダイレクトショップ」での直販価格は6万9980円(8%消費税込み)、HDMI接続用アダプターを同梱した「MOVERIO BT-200AV」が8万9980円(同)である。