セイコーエプソンとエプソン販売は2014年1月28日、めがね型Android端末(スマートグラス)の新製品「MOVERIO(モベリオ) BT-200」の発表会において、独自のアプリマーケット「MOVERIO Apps Market」を開設すると発表した。4月24日の新製品発売と同時に開設する。
MOVERIO BT-200は、OSとしてAndroid 4.0を採用し、スマートフォン/タブレットに近いAndroid端末として機能する(関連記事:セイコーエプソン、88gに軽量化しためがね型のAndroid端末)。
めがねのレンズに当たる部分に960×540ドットの液晶パネルを搭載。重さ約88gのめがね(ヘッドセット)部に、地磁気、ジャイロ、加速度、ミュートノック(軽く叩くと音量を調整できる)、30万画素カメラといったセンサー類を内蔵。外付けのコントローラ部にGPS、無線LAN(Wi-Fi、IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0を備えており、従来型のAndroid端末と同様にアプリから制御できる(写真2、3)。
メモリー(RAM)は1GB、ストレージは8GBで、microSDHCスロットで最大32GBのストレージを増設できる。価格はオープン。「エプソンダイレクトショップ」での直販価格は6万9980円(8%消費税込み)、HDMI接続用アダプターを同梱した「MOVERIO BT-200AV」が8万9980円(同)である。