キヤノンソフトウェアは2014年1月29日、Webアプリケーション開発ツールの新版「Web Performer V1.4.0」を発表した。新版には、画面レイアウトの設計をドラッグ&ドロップのマウス操作で実施できる「GUIエディタ」を搭載。旧版よりも画面設計を容易にした。旧版までは、表形式で各項目の位置などを指定する必要があった。「画面設計機能の改善は、既存ユーザーからの要望が最も多かったところ。その要望に応えた」とソリューション事業本部 事業企画本部 ソリューション企画部 商品企画1課の山田真穂氏は話す。

 WebPerformerはコーディングレスでWebアプリケーションを開発するツール。「データモデル」「画面レイアウト」「処理ロジック」の三つの情報を規定のフォーマットに則ってツールに入力することで、JSPやJavaサーブレット、JavaBeans、JavaScriptなどで記述されたアプリケーションを自動生成する。300社以上の導入実績があるという。

 価格は、動作OSがWindowsとIBM i(旧称i5/OS)に限定される「SE版」が300万円から。「AIX」や「Solaris」などのOSでも動作可能な「EE版」が500万円から。1月31日に発売する。