社会保障・税番号(マイナンバー)関連システムの一つである中間サーバーのソフトウエア設計開発業務の再入札で、2014年1月24日にNECの落札が決まった。落札額は8億8800万円。

 中間サーバーは、政府の情報提供ネットワークシステムと自治体システムとの間で個人情報を仲介する役割を担う。2013年11月8日にNTTコムウェアがいったん落札した(関連記事1)が、その後に辞退(関連記事2)。再入札が実施された。

 初回の入札時のNTTコムウェアの入札額は9億8470万円、NECは11億5000万円だった。NECは、当初の入札額より2億円以上低い戦略的な価格を設定したことになる。