KDDIは2014年1月20日、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)である「Amazon Web Services(AWS)」の上にユーザー企業の情報システムを構築し、AWS上のシステムの運用・保守などを代行するサービス「AWS with KDDI」を発表した。2月28日から開始する。KDDIは同サービスを提供するに当たって、「AWS Partner Network コンサルティングパートナー」になっている。

 KDDIは自社でもIaaSである「KDDIクラウドプラットフォームサービス」を提供しているが、それに加えてAWSの再販も行う。ユーザー企業は、KDDIと契約してAWSを利用する。料金を支払う先もAWSではなくKDDIとなる。利用料金は月額課金制で、その中にはAWSの利用料金とKDDIによる運用・保守料金、KDDIの仮想イントラネットサービスである「KDDI Wide Area Virtual Switch」と「AWS Direct Connect」を使って、インターネットを経由せずにAWSを利用するための回線料金などが含まれている。