中国の大手ITベンダーであるファーウェイ(華為技術)は2014年1月15日、2013年12月期の売上高が前年度比8%増となる2380億~2400億元(約4兆1198億~4兆1554億円)になったもようだと発表した。営業利益は同43%増の286億~294億元(約4951億~5089億円)の見込みだ。同社は通信事業者向けネットワーク事業以外にも、法人向けICTソリューション事業や消費者向け端末事業も手がけており、いずれの事業部門も売上高が拡大したとしている。

 ファーウェイの売上高が日本円で4兆円を突破するのは、今回が初めてである。同社の製品は現在、140カ国以上で販売されており、従業員数は全世界で15万人を数える。2004年から2013年までに、研究開発に1539億元(約2兆6640億円)を投資してきたことも明らかにしている。