MS9000
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MS5000
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 セイコーエプソンは2014年1月15日、会計システムを搭載したオールインワン・サーバー「インターKX」シリーズの新製品を4月7日に発売すると発表した。信頼性と確実性を強化したネットワークモデル「MS9000」と、高速化を追求したスタンドアローンモデル「MS5000」の2機種。

 MS9000は、高耐久設計のSAS HDDを採用し、データ更新処理など高負荷な処理をより安全に行える。RAID1のホットプラグ対応で、障害発生時も会計作業を止めずに復旧できる。さらにリムーバブルHDD(RDX)を搭載。従来のDAT72テープの約3倍となる上限200GBまでのバックアップが可能で、バックアップ時間もテープドライブより約85%短縮した。

 インテルの最新クアッドコアプロセッサーXeon E3-1220v3と標準8GBのECC付きメインメモリー(最大32GBまで増設可能)、600GBのSAS HDDを2基(RAID1構成)、ギガビットイーサネットを2基搭載する。OSはWindows Server 2012 R2。標準価格(税別)は、286万3000円から。

 MS5000は、従来機と比べて起動時間を約2.5倍に高速化。また、ビデオ端子を2基搭載し、マルチモニター環境を構築できる。第4世代Core i7-2600、標準4GBのECC付きメインメモリー(最大8GB)、256GB SSDを2基(RAID1構成)、ギガビットイーサネットを搭載。OSはWindows 8.1 Pro(64ビット版)。標準価格は148万円。

 両機種とも、インターKX財務会計2014、IKX用ネットワーク基本パック、アクセスログ基本パック、記帳倶楽部3U版(正式版)、F-Secureアンチウィルス体験版(1カ月限定)などを標準搭載する。