NECパーソナルコンピュータは2014年1月15日、古いOSのパソコンからNEC製のWindows 8.1搭載パソコンへのデータ移行作業を代行するサービスを、期間限定で提供すると発表した。提供開始日は2014年2月4日から9月30日まで。サポートが終了するWindows XPパソコンの使用は止めたいがデータの移行に困っている初心者などに提供する。

 メニューは3つ。スタッフがユーザー宅を訪問してデータ移行作業を代行する「訪問サポート」、古いパソコンと8.1パソコンを預かってデータを移行する「引取サポート」、スタッフが電話指示とパソコン遠隔操作ソフトで移行作業を代行する「電話・リモートサポート」である。

 古いパソコンのOSとしては、Windows XPだけでなく、Vista、7、8にも対応する。移行可能なデータの種類は、主要なはがきソフトの住所録、Outlook、Outlook Expressのメール、アカウント情報、アドレス帳、Internet Explorerのお気に入り、スタートページ情報、壁紙やデスクトップ環境情報、マイドキュメントのファイル、である。データ量は無制限。

 料金は、訪問サポートが1万8000円、引取サポートが1万円(往復の送料は除く)、電話・リモートサポートは1万2000円。なお、電話・リモートサポートはデータ移行にオンラインバックアップサービス「オンライン自動バックアップPowered by AOSBOX」を利用することが前提となる。その月額料金は500円だが、契約開始月は無料であるため、移行サービス利用後すぐに契約を解除すれば課金されない。