特許関連の情報サービスを手がける米IFI CLAIMS Patent Servicesは現地時間2014年1月14日、米特許商標局(USPTO)が発行した特許件数のランキングを発表した。2013年の発行件数は過去最多の27万7835件で、前年と比べ約10%増加した。米IBMが21年連続で首位の座を維持した。

 IBMが2013年に取得した米国特許は6809件で、前年の6478件を約5%上回った。2位は韓国Samsung Electronics(4675件)、3位はキヤノン(3825件)、4位はソニー(3098件)と、トップ4は昨年と変わらなかった。以下、米Microsoft(2660件)、パナソニック(2601件)、東芝(2416件)、台湾Hon Hai Precision Industry(2279件)、米Qualcomm(2103件)、韓国LG Electronics(1947件)と続いた。

 上位10社のうち取得件数が最も伸びたのはQualcommで、昨年と比べ62%増加した。次いでキヤノンが20%増だった。

 米Google(1851件)と米Apple(1775件)はそれぞれ前年の21位と39位から11位と13位に上昇し、初めてトップ20入りを果たした。

上位50社のうち、米国企業が18社、日本企業が19社を占めた。韓国企業は5社で、カナダ企業は20位のBlackBerryのみだった。

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