写真●SearchManagerの画面
写真●SearchManagerの画面
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 アンドールは2014年1月14日、Windows上でスタンドアローンで動作する全文検索ソフト「SearchManager」(写真)の「バージョン1.0」を発表した。2月3日から出荷する。新版では検索機能を高め、条件検索、ファイル属性に応じたツリー表示、一覧表示とサムネイルの同時表示---などを可能にした。価格(税別)は1万円。

 SearchManagerは、Windows上でスタンドアローンで動作する全文検索ソフトである。ローカルストレージやWindows Server上のネットワーク共有ストレージを対象に、テキストファイルやオフィス文書ファイル、同社のCADファイルなどを全文検索できる。バックエンドの検索エンジンとしては、Windows 7以降が標準で搭載している「Windowsサーチ」機能を利用する。

 今回の新版では、いくつかの機能強化を図った。まず、検索機能を高めた。キーワード検索に加えて、条件検索を可能にした。ファイル属性を指定した検索、判定条件(完全一致など)の指定、複数の条件を組み合わせたAND/OR検索---などを可能にした。検索条件を保存しておいて後から再利用することもできる。また、ファイルの属性に応じてツリー形式で分類して表示する画面も追加した。また、検索結果としてファイル一覧表示画面とサムネイル表示画面を同時に表示できるようにした。

 CADデータなど、複数ユーザーが同一ファイルを編集/加工する用途に向けて、編集中のファイルを排他制御するためのチェックイン/チェックアウト機能も追加した。ネットワーク共有ストレージからファイルをチェックアウトすると、編集用のファイルがローカルストレージにコピーされるので、これを編集してからチェックインする。あるユーザーがチェックアウト中のファイルを、別のユーザーが編集することはできない。設定により、ファイル名が同じで拡張子(サフィックス)が異なるファイル群をまとめてチェックアウトする使い方もできる。