写真●「RICOH SG 3120B SF」は、前面左部にバッテリーを装着できる
写真●「RICOH SG 3120B SF」は、前面左部にバッテリーを装着できる
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 リコーは2014年1月9日、バッテリーを内蔵したA4カラーインクジェット複合機「RICOH SG 3120B SF」を1月17日から発売すると発表した(写真)。価格はオープン。

 本体前面の左側に4700mAhのバッテリーを内蔵でき、災害などで停電になっても印刷やファクス、コピーなどの機能を利用できる。災害時だけでなく、屋外でのイベントなど、電源確保が難しい場所での利用も想定している。

 バッテリー駆動時には、「はやい」という印刷モードで約1000枚の連続印刷ができる。また、約17時間待機状態にしておくことが可能だ。排紙口にLED照明を搭載しているので、夜でもファクス文書などを確認できる。本体前面のUSB端子から電源を供給することもでき、携帯電話などの充電に使える。

 複合機としての性能は、2013年7月に発売した「RICOH SG 3120SF」と同じ。最大印刷解像度は3600dpi相当×1200dpiで、高粘度速乾性タイプの顔料4色インクで印刷する。印刷速度は、同社独自の測定基準でカラー/モノクロとも毎分29枚だ。実勢価格は約7万6000円。