写真●MeetingPlazaをハンズフリーで利用しているシーン(出典:NTTアイティ)
写真●MeetingPlazaをハンズフリーで利用しているシーン(出典:NTTアイティ)
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 NTTアイティは2014年1月8日、SaaSまたはオンプレミスで利用できるWeb会議ソフト「MeetingPlaza」を強化し、会議端末としてiPhone/iPadを使った際に、これをハンズフリーで利用できるようにしたと発表した(写真)。iOS用に用意しているクライアントプログラムのエコーキャンセラー機能を強化した形。新クライアントソフトは、2014年1月10日に提供を開始する。

 MeetingPlazaは、カメラとマイクを備えた会議端末から利用できるWeb会議システム。会議端末からは、Webブラウザー(ActiveXコントロール、Windows用)や専用クライアントソフト(Mac、Android、iOS)を介して利用する。会議サーバーは、NTTアイティがSaaS型で運営する(オンプレミス用の買い取り型もある)。

 今回、iOS用のクライアントソフトについて、エコーキャンセラー機能(相手のスピーカーからフィードバックされる自分の声を消去する機能)を強化した。これにより、ハンドセットを用いることなく、ハンズフリーでWeb会議を利用できるようになった。また、ハンズフリーが可能になったことで、複数のユーザーが1台のiPhone/iPadを使って一緒に会議に参加できるようになった。

 MeetingPlazaの価格(税別)は、以下の通り。SaaS版の場合、利用時間×ユーザー数で課金するプラン「フレックス2」(同時32クライアントまで接続)の場合、基本利用時間(2時間)で初期費用が3万円、月額2500円。利用時間で課金するプランの一つ「ライト5」(同時5クライアントまで接続)の場合、基本利用時間(5時間)で初期費用が3万円、月額1万円。一方、オンプレミス版の場合、最小構成となる「基本パッケージライセンス16」(同時16クライアントまで接続)が140万円。