ガイアックスは2014年1月7日、Amazon Web Services(AWS)の導入と運用監視を支援するSIサービス「Cloud Sun」を発表、同日提供を開始した。AWSの利用料金の15%を上乗せすればガイアックス経由でAWSを利用できるほか、障害対応や監視、メール/電話対応などを細かくメニュー化して提供する。

 Cloud Sunは、AWSの利用を支援するサービスである。まず、AWSと直接やり取りすることなく、ガイアックスを介して日本円でAWSを利用できる。さらに、サーバーの監視や障害時対応といった運用監視サービスを提供する。これらのサービスをメニュー化して個別に価格を設定したほか、全サービスを丸ごとセット化したメニューも用意した。

 基本サービスの具体的なメニュー構成は下記の表の通り。

Cloud Sunのメニュー(価格は税別、1インスタンス当たりの月額)
セットプラン名セット価格個別プラン名内容価格
まるっとおまかせプラン
(AWS請求代行を含む)
1万8000円AWS請求代行AWSとの決済をガイアックスが代行し日本円で請求AWS利用料金の15%
運用サポートメール/電話での対応(平日9時~18時)2000円
障害対応サーバーの動作に不具合が発生した場合に、原因を切り分けてOS/ミドルウエアを復旧1万円
サーバ監視システム監視(サーバーの稼働状況を監視)とサービス監視(URLアクセスでサービスの稼働状況を監視)1万円
オプションプランの例(価格は税別、1インスタンス当たりの月額)
個別プラン名内容価格
アプリケーション復旧対応システム障害時に、あらかじめ指定しておいた復旧作業を代行1万5000円
アプリケーション運用サイトの更新作業や運用トラブル対応など、サイトを運営していく上での運用業務を代行個別対応
脆弱性対応利用しているOS/ミドルウエアの脆弱性に関する情報を随時調べ、対策を設計/実装個別対応