写真1●ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長 兼 CEOの鈴木国正氏
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写真2●消費カロリーや歩行時間、音楽聴取時間などを記録する
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写真3●ソニーが「コア」と呼ぶウエアラブル端末
写真3●ソニーが「コア」と呼ぶウエアラブル端末
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 米国ネバダ州ラスベガスで、現地時間の2014年1月7日から10日まで開催される「2014 International CES(CES2014)」。開幕前日の2014年1月6日に開催したプレス向けイベントでは、ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長 兼 CEOの鈴木国正氏が登壇し、2014年に同社が提供するモバイルサービスやスマートフォンを紹介した(写真1)。

 鈴木氏が登壇後、まず紹介したのは、会場内の22個のプロジェクタを使った周回スクリーンによるライフログの活用映像だ。映像では、朝起きてから夜寝るまでの活動を記録し、スマートフォンで一覧できるようにすることを見せた(写真2)。ユーザーの各種活動を可視化する経験を、ソニーは「SmartWear Experience」と呼んでいる。

 ライフログサービスを実現するうえでキーとなるのが、「コア」と呼ぶウエアラブル(装着型)のデバイス(写真3)。デバイスを身に付けることによって、睡眠、音楽・映像視聴など一日の活動を記録できる。

 このユーザーの活動量を記録するサービスとしては、米ナイキの「NIKE+ FUELBAND SE」や米ジャウボーンの「UP」などがある。先行他社と違うポイントとしては、単なる活動記録ではなく、ソーシャルメディアの記録を通じた感情(エモーション)の変化や、今後の活動やアイデアの気付きになる(インスパイア)ことだとした。