スルガ銀行は、年末年始を利用して新勘定系システムに移行した。新システムは、2014年1月5日から稼働している。営業店システムやインターネットバンキングといった周辺システムも、同時に新システムに切り替えた。現在のところ、「順調に稼働中」(スルガ銀行)だという。

 スルガ銀行の新勘定系システムは、Windowsで動作する日本ユニシス製オープン勘定系パッケージ「BankVision」を採用している。OSは「Windows Server 2008」、データベースには「SQL Server 2012」を使う。旧システムは日本IBM製メインフレームを利用しており、同行は当初、新システムについても日本IBMに発注したが頓挫。委託先を日本ユニシスに切り替えた(関連記事)。

 BankVisionが稼働する地銀はこれで8行目。2015年には北國銀行が、2017年度に大垣共立銀行がそれぞれ利用を開始する見込みだ(関連記事)。