図 プロジェクトの全体イメージ
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 総務省 中国総合通信局は2013年12月16日、「山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会」を設置した。外国人や高齢者に優しく若者をひきつける新しい取り組みとして、AR(拡張現実)技術や多言語対応を特徴とするスマート観光情報インフラの整備を進める自治体などを産学官の連携により支援する。当初から実用ベースで検討を進めていく。

 第1回会合を12月16日に実施した。今回のプロジェクトの目的は、「ICTの技術とアイデアを使って地域を元気にすること」(協議会の顧問に就任予定の中国総合通信局・齊藤一雅局長)という。観光をテーマに選んだのは、観光振興はほとんどの地域に共通する課題であり、多くの自治体の参加や相互連携が期待できるためである。