経営統合と合併を予定するジュピターテレコム(J:COM)とジャパンケーブルネット(JCN)は2013年11月26日、それぞれ内定した役員人事を発表した。

 まず、両社の経営統合に向けて、J:COMは、KDDIからJCNの全株式を2013年12月2日に取得する予定。11月26日に開催したJ:COMの取締役会において、12月2日時点のJCN役員人事を内定した。J:COM代表取締役社長の森修一氏(代表取締役会長、役職は12月2日の取締役会で正式に決定予定)、J:COM代表取締役会長の牧俊夫氏(代表取締役社長、同)などである。

 また、11月26日開催のJ:COM取締役会では、2014年1月1日付の同社会長、社長に関する人事を決議した。J:COM代表取締役社長の森修一氏が代表取締役会長に、J:COM代表取締役会長の牧俊夫氏が代表取締役社長に就任する。引き続き、代表取締役会長と代表取締役社長は、共同CEOとして同等の権限を持ち、協力してJ:COMの経営にあたるという。

 2012年10月24日に行われた住友商事とKDDIの共同会見において、両社の合意内容として「会長、社長を共同CEOとし両社が1名ずつ指名、社長は、2013年末までは住友商事が、2014年1月からはKDDIが指名。3年後の2017年1月以降の会長・社長についてはその都度協議」とされていた。

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