インフォテリアは2013年11月11日、香港に100%子会社を設立したことを発表した。同12月から営業を開始する。グローバル市場向けにソフトウエア開発を手掛ける予定だ。

 新設した香港拠点は、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末向け文書管理ソフト「Handbook」の新機能開発や、新製品の開発を担う。狙うのは、中国や米国、欧州といったグローバル市場だ。「香港には中国本土に比べてネット系技術者が豊富なうえ、中国にも英語圏にも通じている」と、平野洋一郎代表取締役社長/CEO(最高経営責任者)は述べる。

 インフォテリアの海外拠点は、米国と中国の上海、杭州に続いて四つめ。まずは3人体制で営業を始め、早期に10人規模へと拡大させる。