写真1●2013年11月9日に日本マイクロソフトで行われたイベントの様子
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写真2●バスキュールの西村真理子氏は、同社が開発したテレビとソーシャルの融合ゲームを紹介
写真2●バスキュールの西村真理子氏は、同社が開発したテレビとソーシャルの融合ゲームを紹介
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写真3●昨年のイベント参加者によるパネルディスカッション
写真3●昨年のイベント参加者によるパネルディスカッション
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 学生を対象とした、人材育成プロジェクト「Digital Youth Award 2013」が2013年11月9日から始まった。同プロジェクトを主催するのは、ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)で、同団体には2013年11月現在、116社が参加している。

 Digital Youth Awardは、アプリ開発・考案コンテストおよび各種関連ワークショップを通じて、創造力の富んだ人材の排出を目指している。開催されるのは、昨年に続き2回目で、前回は5回のワークショップにのべ500人以上の学生が参加し、1000個以上の新しいWindowsストアアプリが考案・開発された。

 今回のテーマは「だれかをハッピーにするタブレットアプリ」で、Windows 8以降で動作するWindowsストアアプリが対象となる。「アプリ部門」と「アイデア部門」の2部門で、それぞれ優秀作品を選出して表彰する。アプリ部門の受賞チーム(受賞者)は、米マイクロソフトが主催する世界の学生を対象としたコンテスト「Imagine Cup」 (イマジンカップ)に日本代表候補としてノミネートされ、最終的に1チーム(個人)が、2014年夏に米国のシアトルで開催される「Imagine Cup 2014」世界大会に、日本代表として出場できる。アイデア部門には、起業に向けた支援が提供される。

 11月9日に開催されたイベントには、約60人の学生が参加した(写真1)。昨年のコンテストの審査員を務め、ロシアで開催されたImagine Cup 2013にも同行した、バスキュールの西村真里子プロデューサーが「テクノロジーとデザインの融合で未来が変わる!」というテーマで講演。同社が手がけるテレビ放送とソーシャルメディアを融合したゲームを体験してもらったほか、昨年のイベントへの参加者によるパネルディスカッションが行われた(写真2写真3)。

 Digital Youth Award 2013の応募期間は、2013年11月15日~2014年2月28日。公式Webサイトからエントリーする。WDLCは、応募期間中にワークショップ「Digital Youth College」(デジタルユースカレッジ)を全国で開催することにしている。