写真●「Office Web Apps」の「 Word Web App」の画面
写真●「Office Web Apps」の「 Word Web App」の画面
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 米Microsoftは現地時間2013年11月6日、Web版オフィスアプリケーション「Office Web Apps」のアップデートを発表した。リアルタイムの共同編集機能を追加したほか、各アプリケーションツールの機能強化を図った。

 アップデートにより、ユーザー同士で「Word」「PowerPoint」「Excel」ファイルをWeb上で同時に編集できる。他のユーザーが実行した変更をリアルタイムで確認しながら重複することなく編集作業が行える。編集内容はその都度Office Web Appsに保存され、変更が即座に反映される。

 また、Wordツールでは書式設定の操作性を向上し、単語や語句の検索/置換、表へのスタイル適用、ヘッダーおよびフッター挿入などが可能になった。

 Excelツールは、ドラッグ&ドロップ操作によるセルの移動、シートの並べ替えといった機能が加わった。選択範囲のセルの合計、カウント、平均などのデータ分析がステータスバーから直接実行できる。シート保護されたスプレッドシートもサポートする。

 PowerPointツールは、画像のトリミング機能を追加したほか、編集ウインドウからファイル名を変えられるようにした。

 これら新機能および機能強化は同日より順次利用可能にする。また同社は、Android搭載タブレット端末からの編集を可能にするために現在開発に取り組んでいることを明らかにした。

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