米Twitterは現地時間2013年11月7日に米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場し、公開価格を73.5%上回る45.10ドルの初値を付けた。

 同社は当初、新規株式公開(IPO)の価格レンジを1株17.00~20.00ドルに設定していた。11月4日に23.00~25.00ドルに引き上げ(関連記事)、11月6日に26.00ドルに決定(公式アカウントからの投稿)。7000万株を公開し、18億2000万ドルを調達した。

 初日の取引は10時50分に始まり、一時は50.09ドルまで上昇した。しばらく45~47ドル台を推移し、最終的に公開価格より72.7%高い44.90ドルで取引を終えた。この時点での時価総額は244億6000万ドルと見積もられる。

 好調なデビューとなったTwitterだが、複数の米メディア(New York TimesInfoWorldなど)は同社がいまだ利益を上げていないことを指摘する。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、2013年1~9月の売上高は4億2220万ドルで、純損失は1億3390万ドルとなっている。

[発表資料へ]