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 KDDIは2013年11月6日、携帯電話開発につながるイノベーション創発を目的としたWebサイト「au未来研究所」(ホームページ)を同日に開設したと発表した。KDDI研究所の付帯組織で、KDDI研究所の研究員のほか外部パートナーや一般ユーザーの参加を受け入れ、Web上でアイデアを公募したり、KDDIの開発情報を開示して意見を求めたりする活動を展開する。成果はWebで随時公開していく。

 一般ユーザーは、TwitterかFacebookのアカウントでの登録で参加できる。また外部パートナーとして、アニメ映像を使った広告制作などを手掛けるスティーブンスティーブンが参加しており、同社共同CEO(最高経営責任者)でアニメーション監督の神山健治氏が未来の携帯電話やコミュニケーションの姿を表現したアニメ作品を公開していくという。

 最初の研究テーマとして、ユーザーのことを自ら学習する「自ら育つ携帯電話」、時空を超えた通信を目指すという「未来が見える携帯電話」、一般からアイデアを公募する「“未来の携帯電話”アイデア開発」の三つを挙げた。各テーマについて一般から「研究員」の参加を求めている。

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