写真●ホームアプリケーションのトップ画面(イッツ・コミュニケーションズの発表資料より)
写真●ホームアプリケーションのトップ画面(イッツ・コミュニケーションズの発表資料より)
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 東急沿線をエリアとする大手ケーブルテレビ会社であるイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は2013年11月6日、イッツコム専用のホームアプリケーションを搭載したタブレット端末を利用したサービスを11月7日に始めると発表した。放送や通信の各種サービスを組み合わせて複数年単位で契約することで利用料金が安くなる割引パッケージ「お得パック」とセットにした、新しいパッケージ商品「お得パックwith タブレット」として提供する。

 同サービスでは、テレビサービスで利用するセットトップボックス(STB)とAndroid OS搭載のタブレット端末を無線LANでつなぎ、無線LANの届く範囲で、放送中の番組や、セットトップボックスに録画した番組を好きな場所で視聴することができる。さらに、タブレットに標準搭載するホームアプリケーションのリモート機能を活用して「おすすめ番組情報」の視聴や「電子番組表(EPG)」からの録画予約も可能となる。こうしたタブレットに搭載するホームアプリケーションやSTBのリモコン機能は、それぞれ日本デジタル配信が提供するケーブル局の加入者向けタブレットサービスである「any tagpad」や、「Cable Gete リモコン」のサービスを採用している。

 初期費用として、タブレット端末機器費が1万500円、タブレット接続設定費が5250円かかる。月額利用料は9240円~1万4206円。これは、元の「お得パック」に対してプラス945円となる値段である。

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