松江市としまねOSS協議会は2013年11月1日、「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2014」の応募受け付けを開始した。オープンソースソフトウエア(OSS)およびオープンデータを活用したビジネスプランを全国から募集する。一般を対象とした「ビジネス活用部門」と学生を対象とした「学生部門」の2部門で優秀作品を表彰する。

 「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト」は、OSSを利用した事業計画のアイデアを競うコンテスト。2009年に第1回が開催され、今回が6回目となる。今回から、OSSに加えオープンデータの活用も対象に加えた。福井県鯖江市でオープンデータ活用に取り組んでいるjig.jp 代表取締役社長CEOの福野泰介氏を特別審査員として招いた。

 ビジネス活用部門の最優秀賞には賞金20万円、学生部門の最優秀賞には5万円相当の副賞が贈られる。賞品・賞金だけでなく、最終選考会にコンテストのビジネスプランに興味がある企業が参加するなどマッチングの機会も設ける。

 松江市は、オープンソースのプログラミング言語「Ruby」の作者まつもとゆきひろ氏が同市に在住していることから、OSSによる地域振興を図る施策「Ruby City Matsue」プロジェクトを推進しており、コンテストはその一環となる。しまねOSS協議会は島根県の産官学による、OSSによる地域振興を推進する団体。

 コンテストへの応募は2014年1月10日まで。募集要項や応募用紙は松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2014のホームページに掲載している。