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 NECは2013年10月31日、フルHDのCMOSセンサを採用した3板式超高感度カラーカメラ「NC-H1200」の販売を11月に販売すると発表した。フルHD CMOSセンサを採用した3板式超高感度カラーカメラは業界初という。

 また、 新開発の低ノイズ高感度撮像素子と低ノイズ回路技術、映像鮮明化技術により、従来機「NC-H1000?」比照度で「1/8でも同等画質で撮影可能」とする。また、NECの中央研究所が開発した独自の映像鮮明化技術を活用し、夜間や暗所などで撮影する際に発生するノイズを最小限に抑える「ノイズ低減機能」や、霧・もやなどが発生した悪天候な状況下においても被写体のクリアな視認性を確保できる「霞低減機能」などを搭載する。

 放送局が設置している情報カメラ、公共インフラ施設や港湾などにおける映像監視や防災用の高所カメラなど、様々な用途に向けて販売し、今後3年間で1000台の出荷を目指す。

 なおNECは、同製品を「Inter BEE 2013」(会期は11/13~15、会場:幕張メッセ)で展示する。

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