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IPA情報処理試験がセキュリティ分野重視に、基本や応用の午後試験では必須化

白井 良=日経コミュニケーション 2013/10/29 日経コミュニケーション

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は2013年10月29日、情報処理技術者試験でセキュリティの出題を拡充していくと発表した。すべての試験区分で、セキュリティに関する出題比率を高める。基本情報技術者試験と応用情報技術者試験では、午後試験において、情報セキュリティ分野の出題を選択問題から必須問題に変更する。「出題数が増加するが、出題範囲は変わらない」(IPA)。

 新しい出題方針が適用されるのは、ITパスポート試験で2014年5月7日以降、その他の試験で2014年春期以降となる。例えば、2013年秋期の応用情報技術者試験の午後問題では、Webサイトのセキュリティ強化策としてSSLの利用方法を中心とした選択問題を出題している。新しい出題方針の適用以降は、この種の設問が必須問題となる。

 狙いは、ITリテラシーの向上と高度人材の育成にある。背景として、2013年6月に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」や、政府が公表した「サイバーセキュリティ戦略」がある。それらでは、国民全体のITリテラシー向上やセキュリティ人材の育成が必要、と記述している。加えて、IPAが2013年10月に実施したIT技術者へのアンケートでは、セキュリティが習得ニーズの最も高い技術分野がだった。

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