マカフィーは、マルチプラットフォーム対応・インストール台数無制限で、手持ちのデバイスすべてに導入できる個人向けセキュリティソリューション「McAfee LiveSafe(マカフィー リブセーフ)サービス」を2013年10月25日発売する。マルウエア対策ソフトに加えて、生体認証による個人情報管理機能を搭載する。

 インテルとの共同開発で、6月から特定メーカーのパソコンやタブレット向けにプリインストール提供していた製品。クラウドベースの“貸し金庫”サービス「McAfee Personal Locker」が利用可能で、顔・音声認証を使ってPIN番号や暗証番号など重要な個人情報を安全に保管できる。また、Windows用ソフトに再設計されたスキャンエンジン「McAfee AM Core」を採用。2013年度版と比べてスキャン速度を約50%向上した。

 動作環境はWindows XP/Vista/7/8/8.1、OS X 10.7/10.8、Android 2.2以降、BlackBerry 4.5/4.6/4.7/5.0/6.0/7.0、iOS 5以降。プリペイドカード方式のPOSAカード版で提供する。希望小売価格は、1ユーザー3年版が1万4980円、同1年版が7980円、同3カ月版が980円。

 同時に、マルチプラットフォーム対応の統合セキュリティソフト「オール アクセス」(1ユーザー1年版8995円)を発売。また、Windows専用ソフトは、不正侵入対策やソーシャルネットワーク対策などを搭載した「トータルプロテクション」(3台1年版6980円)、迷惑メール対策などを備える「インターネット セキュリティ」(3台1年版6980円から)、基本的なウイルス・マルウエア対策の「アンチウイルス プラス」(1台1年版4095円)の3製品をラインアップ。専用スタッフが遠隔操作でウイルス駆除を行う「マカフィー ウイルス駆除サービス」(1台1案件6980円)も用意する。