ドメイン名やIPアドレスを管理する非営利組織ICANNは現地時間2013年10月23日、新gTLD(汎用トップレベルドメイン)導入プログラムにおいて、非ラテン文字として最初のgTLDをドメイン管理データベースに加えたと発表した。

 「Root Zone」データベースに追加された新たなgTLDは、「ウェブ/ネットワーク」を意味するアラビア文字(Punycodeはxn--ngbc5azd)、「オンライン」を意味するキリル(ロシア)文字(同xn--80asehdb)、「サイト」を意味するキリル文字(同xn--80aswg)、「ゲーム」を意味する中国文字(同xn--unup4y)の4種類。これらは、商標権保持者が社名やブランド名を登録できる最短30日の「Sunrise」期間を経たのち、「General Availability」期間に移行し、一般登録が可能となる。

 ICANNは非ラテン文字の新gTLD追加について「言語や地域にかかわらず全世界を包み込むインターネットの構築を支援するというICANNの目的の1つを示すもの」と説明している。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]