ケイ・オプティコムは2013年10月22日、同社がメインスポンサーとして特別協賛している大阪マラソン2013(2013年10月27日開催)において、H.265/HEVC技術を利用したリアルタイムエンコードによる4K映像の伝送実験を実施すると発表した。

 大会当日には、インテックス大阪2号館ケイ・オプティコムブースで4K映像のパブリックビューイングを実施する。なお、H.265/HEVC技術を利用したリアルタイムエンコードによる伝送実験は日本初という。

 伝送実験では、大阪マラソンコース上のチャレンジランフィニッシュ地点(大阪市役所前)およびマラソンフィニッシュ地点(インテックス大阪前)の2カ所で、4Kカメラを使いランナーを撮影する。その映像をリアルタイムでH.265/HEVC技術を用いてエンコード(符号化)し、ケイ・オプティコムの光ファイバーネットワークを通じてインテックス大阪2号館ケイ・オプティコムブース内に設置しているテレビモニターへ伝送・放映する。

 4K映像は24フレーム/秒あるいは30フレーム/秒のプログレシッブ映像(映像信号のフォーマットは4:2:2)を扱う。20Mbps程度に圧縮して送信する計画。

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