新日鉄住金は2013年10月16日、日本IBMと共同出資するアイエス情報システム(aies)を、2017年4月1日をめどに新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)と統合させると発表した。

 aiesの出資比率は日本IBMが51%、新日鉄住金が49%。現在は主に旧住友金属工業関連のシステム開発と運用を担当しており、この業務を順次、NSSOLが引き継いでいく。2017年4月1日をめどに、新日鉄住金と日本IBMが保有するaiesの全株式をNSSOLが譲り受けて統合する。

 新日鉄住金は2014年4月に人事や会計などの管理システムを、2016年度までに営業などの基幹システムを、それぞれ本格稼働させる計画。システム子会社をNSSOLに集約することで、開発・運用体制を強化する。