写真1●NECが新「LaVie Z」など個人向け秋冬モデルPCを発表
写真1●NECが新「LaVie Z」など個人向け秋冬モデルPCを発表
[画像のクリックで拡大表示]

 NECパーソナルコンピュータは2013年10月15日、都内で新商品発表会を開催し、世界最軽量のノートPC「LaVie Z」の新モデルを含む個人向けPCの秋冬モデルを発表した(写真1)。

 秋冬モデルの目玉となるモバイルノートPCが、世界最軽量「LaVie Z」シリーズの最新モデルだ。

世界最軽量795gを実現、タッチ対応モデルも1kgを切る

 2012年7月に発表されたLaVie Zは当時13.3インチのUltrabookとして世界最軽量の875gを実現していた。これに対して新モデルは、13.3インチのノートPCとして再び世界最軽量となる約795g。80gの軽量化を実現した(写真2)。さらにタッチ対応モデルは1kgを切る約964gで、こちらもタッチ対応Ultrabookとして世界最軽量になるという(写真3)。

写真2●タッチ非対応の「LaVie Z LZ750/NSB」
写真2●タッチ非対応の「LaVie Z LZ750/NSB」
[画像のクリックで拡大表示]
写真3●タッチ対応の「LaVie Z LZ650/NSS」
写真3●タッチ対応の「LaVie Z LZ650/NSS」
[画像のクリックで拡大表示]

 軽量化にあたって、ほぼすべての部品の設計を見直しており、バッテリーも小型化したという。発表会では795gの軽量さを示すべく、天秤を用いてアピール。500mlのペットボトルと一緒に持ち歩いた場合でも、一般的な1.3kgのモバイルノートより軽くなることを示した(写真4)。

写真4●500mlのペットボトルと一緒に持ち歩いても一般的なノートPCより軽い
写真4●500mlのペットボトルと一緒に持ち歩いても一般的なノートPCより軽い
[画像のクリックで拡大表示]
写真5●新たなカラーとしてブラックが加わった
写真5●新たなカラーとしてブラックが加わった
[画像のクリックで拡大表示]

 なお、新LaVie Zはタッチ非対応モデルとタッチ対応モデルでいくつか仕様が異なる。まず、ディスプレイはいずれも13.3インチだが、タッチ非対応モデルではWQHD(2560×1440ドット)のIGZO液晶を搭載。表面に光沢のないノングレアパネルを採用しており、ビジネス用途でも違和感なく利用できる仕様となっている。

 一方、タッチ対応モデルはフルHD(1920×1080ドット)のIPS液晶を搭載。こちらは光沢のあるグレアパネルとなっている。本体カラーはタッチ非対応モデルではブラックのみ、タッチ対応モデルではブラックとシルバーの2色を用意する(写真5)。