富士通は2013年10月11日、ベトナムの天然資源環境省(MONRE)と資源や環境の管理にICT技術を活用するためのワークショップを、10月下旬をメドに開始すると発表した。土地や水源といった8分野について話し合う。

 富士通が実績を持つ土地情報管理や資源管理に関するソリューションを紹介・提案し、MONREがそれを評価する。ワークショップには日本の内閣府などを顧客に持つ富士通の官公庁向け部門が参加する予定だ。最終的には、共同で資源環境管理のための情報システム構築を目指す。

 富士通は今回のワークショップを足掛かりに、システム構築の受託を目指す。さらに、その実績を生かして現地でのビジネスを拡大していきたい考えだ。