写真●フュージョンアイオーの展示ブース
写真●フュージョンアイオーの展示ブース
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 PCI Express直結型フラッシュストレージを主軸製品とする米Fusion-ioの日本法人であるフュージョンアイオーは、2013年10月9日から開催中の「ITpro EXPO 2013」において、1社単独では初めて展示会にブースを構えて出展した(写真)。ハードウエア/ソフトウエアを含めて同社製品を一通り紹介しているほか、同社製品を搭載したサーバー機(日立製作所、米IBM、富士通)を静態展示している。

 米Fusion-ioは、サーバー機のPCI Expressバスに直結するフラッシュストレージ「ioDrive」(および派生製品)を中核に据えたストレージベンダーである。フラッシュメモリーを使うことでハードディスクよりも低遅延/高速にアクセスできる。さらに、PCI Expressバス直結とすることで、SSD(ハードディスク互換インタフェースを備えたフラッシュストレージ)よりも低遅延/高速にアクセスできる。

 フラッシュストレージを応用するソフトウエアも用意している。例えば、「directCache」は、フラッシュストレージを既存ストレージのキャッシュとして使えるようにするソフト。「ION Data Accelerator」は、フラッシュストレージ搭載サーバーを外部共有ストレージとして利用できるようにするソフトだ。

 従来、日本法人のフュージョンアイオーは、日本法人単体としては展示会に出展してこなかった。国内販売代理店の東京エレクトロンデバイスなどが米Fusion-io製品を出展してきた。今回初めて、日本法人の名前で単独でブースを構えて出展した。