写真●ブラザー販売の「OmniJoin」。ITpro EXPO 2013の会場では、複数の拠点をつなげたWeb会議のデモを実施した
写真●ブラザー販売の「OmniJoin」。ITpro EXPO 2013の会場では、複数の拠点をつなげたWeb会議のデモを実施した
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 ブラザー販売は、2013年10月9日から11日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」で、Web会議システム「OmniJoin(オムニジョイン)」を出展している。OmniJoinはWebブラウザーを使って映像、音声、データをやりとりする会議システム(写真)。WindowsパソコンとMacintoshに対応し、Internet Explorer 7.0以降、Firefox、Chrome、Safariで動作する(SafariはMac版のみ対応)。特徴は初期費用無料で月々6500円から始められる低価格と高画質・高音質、そして接続が簡単なこと。2012年9月から販売を開始し、100社弱の導入実績があるという。

 Web会議システムは、テレビ会議システムと違って、専用機器が不要で低コストで導入できるメリットがある。一方で画質や音質が不安定になる問題があった。OmniJoinでは、画質と音声を安定させて、ストレスの少ない会議を実現したとしている。価格の面でも、初期費用をなくし、規模に合わせたプランを用意することで、導入しやすくしている。

 一番安い「ベーシックプラン」は月額6500円で、3名まで参加できる。年額の場合は割引があり6万5000円になる。より多くの人数で、複数の会議を開きたいユーザーには会社単位で購入する「エンタープライズプラン」が用意されている。エンタープライズプランでは、最大50名までの会議が開催でき、そのうち最大15名まで映像を表示できる。会議も50まで開ける。価格は月額7万9800円で、年額79万8000円。2週間の無料試用もできる。

 機能面では、参加メンバー間でデータを共有して、資料の編集ができるほか、パソコンの操作も可能になる、としている。会議に参加するメンバーがアカウントを持っていない場合は、アカウントを持っているユーザーがメールで招待して、無料で参加させるとこができる。