写真1●デモで見ることができるPC向けの画面
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写真2●InfoMesh Mobileで変換したスマートデバイス向けの画面
写真2●InfoMesh Mobileで変換したスマートデバイス向けの画面
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 ニューソンは、2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2013」のNTTデータグループの展示ブースで、既存システムに手を加えずにPC向けのWebコンテンツをスマートデバイス向けに変換するコンテンツ変換ソフト「InfoMesh Mobile」を展示している。

 InfoMesh Mobileは、既存システムとは別にコンテンツ変換用のサーバーをユーザー企業内に設置して利用する。そのサーバーが端末からリクエストされたリンク先の情報を抽出し、応答するコンテンツをスマートデバイス用の画面に差し替える仕組みだ(写真1、2)。一般的なスマートデバイス向けのWebブラウザーで利用できる。

 InfoMesh Mobileの特徴は、既存システムに手を加えないこと。このため、開発工数を減らすことができ、導入コストの削減導入期間の短縮が可能となる。また既存システムを止めることなく開発できる。

 現在は、スマートデバイス向けの画面レイアウトを同社が作成しているが、ユーザー企業側で画面レイアウトを作成できるツール「InfoMesh Form Helper」も開発中だ。InfoMesh Form HelperはGUIベースで簡単に画面レイアウトを作成できるのが特徴だという。2013年11月の提供開始を予定している。

 InfoMesh Mobileは2012年11月1日から提供を開始。企業内の決済システムや建設業者の営業システムなどでの導入例がある。価格は、基本ライセンス(1台分のサーバーソフト)が100万円、アクセス数に応じたライセンス(CAL)が50人で18万円。